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2009年4月

ペンネームについて

アシスタントのまいたけさんが電撃大王という雑誌で連載を始めました。
タイトルは「大奥チャカポン!」。
ふざけたタイトルだとお思いでしょうが、中身もふざけています。
とても楽しいので、良ければ皆さん読んであげて下さい。

ちなみに、このまいたけというペンネームの由来は、過ぎ去りし青春の頃、好きだった先輩に告白した際、うつむいた視線の先の足もとに、可憐なまいたけが咲いていたから。。。ではなく、単に大好物だからだそうである(しんみりした人ごめんなさい)。


仮にもペンネームをそんな簡単に決めてよいものか?みなさんとお思いになるかもしれないが、大体そんなものである。
彼女の場合、決めかねて思考が1周も2周もした結果、「もういいや!」という感じで大好物に落ちついてしまったんだろうと思う。気持ちは良く分かる。


かくいう僕も、一身上の都合でペンネームをつけることになったときはかなり悩んで、結局自分で決めかねて、母親を通じて知り合いの牧師さんにつけてもらった。

それが「ほさな」である。

当初は「神様への呼び掛けの言葉である」と聞かされ、ふーむ、なかなかご利益がありそうだ、ということで喜んでいたのだけれど、後にイエス・キリストがエルサレムに入場した際、「おお!救いたまえ」と民衆が歓呼して叫んだ言葉だということを知って、実になんとも恐れ多く、畏まることになってしまった。
それではペンネームを口にする度に、大仰に神にむかって救いを求めているようなものではないか?

で、ご利益の方だけど、それ以来良いことも悪いこともあり過ぎたので、結果としてはあったかどうだか良く分からない。
神様としても、毎回救いを求めてくるやつを相手に、どうしてよいかはなはだ思案にくれた結果、こういう扱いになったのかとも思う。


そう考えると、ペンネームもあまり凝らず、「大好物」くらいにしておいた方が無難であるかと思う。
僕の場合は。。。「コロッケ」。これじゃ芸能人ですね。


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はじめまして

『作家は常に理解されたいと思っているのである。にもかかわらず黙っているのは、発言することで逆に理解を困難にしたり歪めたりするのではないかと思うので黙っているのである。』(大島渚)


えーと、はじめまして、田中ほさなです。
軽く自己紹介をさせていただきますと漫画家です。
今は月刊少年シリウスという雑誌で、「乱飛乱外」という漫画を描いています。

さて、いきなり引用から始まってごめんなさい。
でもブログを始めるにあたって、もしくは今まで始めなかったことに対して、これほど僕の心境をあらわしている言葉もないよなー、と思い引用させていただきました。


作家にとって一番怖いのは、自分の発言から作品に対する正解を探されて、「この作品はこういうことを言っているのだ!」という結論に、読者を知らずして誘導してしまうことである。

作品の解釈の幅を狭めてしまうことは、自ら作品を矮小化させてしまうことに他ならない。

読者のみなさんが、せっかくそれぞれ、いろいろな形に作品を受け取ってくれているというのに、出来うることなら、そんなもったいないことは避けたい。


じゃあそういう心境から、一歩進んでブログをやる気になったのはなぜなのか?と問われると、近年、周囲の状況をかんがみるに、今やネットと作家が没交渉であることは許されない世の中になりつつある!と決然と思い立ち、というのは嘘で、知り合いの漫画家、白井三二郎さんがブログを始めたと担当さんから伝え聞いて、いわれのない対抗意識に火がついたからである。


という訳で、解釈の幅をせばめない範囲で、いろいろ書いて行きたいと思います。
なにぶん初心者ですので、暖かい目で見守ってもらえるとうれしいです。

乱飛乱外 6 (6) (シリウスコミックス)



乱飛乱外 6 (6) (シリウスコミックス)


著者:田中 ほさな



乱飛乱外 6 (6) (シリウスコミックス)


暗号名はBF 3 (3) (少年サンデーコミックス)



暗号名はBF 3 (3) (少年サンデーコミックス)


著者:田中 保左奈



暗号名はBF 3 (3) (少年サンデーコミックス)

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